2025年3月10日月曜日

ボランティア体験 ㏌ 生の松原

 3月9日(日)は生の松原を中心とした環境ボランティア「白砂青松 美の松露」の月1回の活動日でした。

今日も長靴に履き替えて、元寇防塁跡地へ出発です!!!


おだやかな天気です
春の海ひねもすのたりのたりかな♪

いつ来てもかっこいい!
生の松原

さてこの日はいつもと違って、学生さんたちの「ボランティア体験会」ということで、
福岡舞鶴誠和中学校と福岡舞鶴高等学校の卓球部の皆さんとが、顧問の先生と共に参加下さることになりました。

ようこそ!美の松露へ
 
いつもの横断幕です
これを貼ると
モチベーションが上がります

また、日頃から福岡県立柏陵高等学校の皆さんもよく参加頂いていて、その中にはこの日春日市から自転車で遠路はるばる来ていただいた熱心な学生さんもいらっしゃいました。

そもそもなぜ松葉搔きを定期的に行うのかというと、松林に落ちた松葉や松ぼっくりがあると土壌が肥沃化し、そこに鳥の糞などに含まれる種が芽吹いて成長します。広葉樹などが育つと松の木に日光が当りにくくなり弱ってしまします。昔は松葉を燃料の材料にしていたため落ちた松葉は多くはなかったのですが、ガスが普及したため松葉の利用が少なくなり落ちたまま土が「メタボ」な状態になってしまったそうです。青い松の生えている地面は白砂ですっきりした状態が理想的で、そのための松葉掻きの作業を行っています。

学生さんに活動の内容を理解していただくために、本日のメニューは

①松葉搔き作業&回収の体験
②土壌改善にトライ
③意見交換

という流れです。

簡単に説明を行います
そして・・・

早速松葉をかき集めて・・・


袋に詰めます
いつも60袋くらい集まります

土壌改良コーナーづくり
松の根が邪魔をして苦戦!
それでもめげずに頑張ります

ショベル使いもなかなか!
様になっています

じゃ~ん!!
1m×2m×深さ50㎝
この穴に・・・

炭・竹酢液・液を薄める水を
用意します

竹酢液は竹炭を焼く時に出てくる煙を冷やして採取される液体で、殺菌・消毒したり有用微生物の繁殖を助け、土壌分解・浄化に役立ちます。

炭をまきます
結構楽しそうです!

まき終わったら土を
もとのようにかぶせて・・・

浄化のための液体を
かけて出来上がり
かわるがわるみんな体験しました!

意見交換
さすが卓球部!!礼儀正しくて爽やか

高校生の皆さんも
環境に対する熱い思いを語ってくれました


こんなにたくさんの参加が
ありました!!
ボランティア25名スタッフ10名総勢35名でした!!

またお会いしましょう!!
生の松原はいつでも皆さんを
お待ちしています

学生さんたちの参加で大変活気のある白砂青松 美の松露でした!!
毎月第2日曜日に活動をしているほか、植物観察会やキノコの観察会またキノコのくわしい勉強会やキノコ鍋大会を下山門公民館で実施しています。
ぜひ一度覗いてみて下さいね🍄