2026年9月14日月曜日

植物観察会㏌生の松原海岸

 9月13日(日)に、校区の生の松原で活動されている環境ボランティア団体白砂青松美の松露主催による植物観察会が開催されました。普段は松原の松葉かき清掃を行っていますが、植物観察会、きのこの観察会、公民館でのキノコ勉強会&パワー鍋の3つの行事を毎年組み込んでいます。今回はいつもと違って若い方の参加も多かったです。

九州大学農学部の薛孝夫先生をお迎えして、海岸付近で主にみられる植物を中心に観察しました。

生の松原海岸
朝のうちは晴れ間もみえていました🎵

薛(せつ)孝夫先生
リュックと帽子でいつもの
観察スタイルです

さあ!観察を始めましょう!ということで最初に参加者が「あ!ヘクソカズラだ!」と自信満々に見つけたのですが、先生曰く、「これはヘクソカズラの仲間だけど浜辺に自生するハマサオトメカズラです。」とのことでした。葉っぱが厚みがあって艶があることでヘクソカズラと見分けるそうです。

ハマサオトメカズラ
ヘクソカズラより名前が可憐!
いい名前をつけてもらいましたね。

葉っぱはやはりヘクソカズラみたいに
独特のにおいがします
みんなで匂いをかいで納得!

「ハマユウ!」との声があがり
自信満々でしたが、正式名は
ハマオモト
彼岸花の仲間です

オモト(万年青)はずっと青々としているので縁起が良く、新築祝いに鉢植えを贈ったりしますね。江戸時代には庶民の間でオモトが大ブームになっていろいろな葉の形の品種ができたそうです。ハマオモトの葉っぱも独特でちょっとオモトに似ているためこの名がついたのでしょう。

トベラ
春にはよい香りの白い花が咲きます
プルメリアを小さくしたような感じ
種が軽いので海辺を漂流して
増えていきます

先生のお話をしっかり聞いて
メモを取ったり写真を撮って
記録していきます

今回は若い世代の方も参加されました
嬉しいですね!

ハマゴウ(浜香)
浜辺にすごいボリュウームで
群生します。葉っぱも涼し気で綺麗

ハマゴウは花後に丸い実をつけます
実を手に取るととてもいい香りが・・・
それで浜香という名前なのですね

薛先生曰く、「ハマゴウの実を枕に入れるとリラックスしてよく眠れるよ!」確かにユーカリやミントに似た清涼感のある香りで心地よく、気分が落ち着く感じでした。調べてみると、平安時代の貴族もハマゴウの実を枕に詰めて使っていたのだそうです。素晴らしい知恵で雅やかですね!日本人ってすごいなあ!

途中で雨になってしまいましたが
松の樹木の年齢の調べ方なども
勉強しました

帰り道もいろいろな草を見つけては
先生の解説に聞き入りました!

元寇防塁後方のいつもの場所で
ハイ!チーズ!

生の松原海岸森林公園にて
珍しい形の松ぼっくり

途中から雨が降り出したため早めに終わってしまいましたが、薛先生の熱心な解説でとても学びが多く、似た品種でも違う植物などの発見が多かったように思います。
10月4日(日)10時より西市民センターと西区役所駐車場西まるフェスが開催されます。今年は西祭と西区まるごと博物館との合同企画で、白砂青松美の松露も駐車場内で出店予定です。ぜひお立ち寄りくださいね!