2026年5月12日火曜日

松葉かきの大切さ~美の松露~

 5月9日(土)に生の松原を中心に活動されている環境ボランティア白砂青松美の松露の月に一度の松葉かきの作業が元寇防塁跡地で行われました。

今回は同じく環境ボランティアのグリーンシティ福岡さんと県立柏陵高等学校の環境科学コースの学生さんも一緒に参加されて大賑わいとなりました。

高校生の皆さんは
松葉かきは初めてだそうです

集まった枯れ葉は必要な場所へ
移動させます
すごい量ですね!

カラッとしたお天気なので
松林の中は快適です

枯れた松葉を定期的に回収しているのは見た目の美しさのためだけではありません。松の木はあまり豊富な養分をさほど必要としないので白い砂でも立派に成長します。ところが、枯れた松葉が地面に落ちたままになると土が栄養豊富になり、鳥の糞などをとおして運ばれた広葉樹の種が芽吹き成長します。成長した広葉樹の葉っぱは光をたくさん取り込んで松の木の成長を妨げます。やがて松は枯れ、松林が雑木林となってしまします。
白い砂浜に松林は日本の美しい風景の一つであり、これを維持するには人の手も必要なのです。ひと昔までは枯れた松葉は家庭用の燃料の材料になり、需要があるために適度に松林はスッキリしていましたが、現代では電気やガスの普及で燃料としての松葉は不要になり、地面にたまりやすくなりました。

いつもと違う顔ぶれで
いろいろな交流ができました

短い時間でしたけれど
とても楽しかったようです!

美しい松原をこれからも
大切にしていきたいですね

美の松露では6月7日(日)に下山門公民館講堂で、森林の香りが脳波に与える影響などを科学的に解き明かす「心と体を整える畳と木の家―和の香りが生む快適空間の科学」というテーマの講演会も開催されます。こちらのほうもぜひ興味のある方は下山門公民館(☎092-881-8383)までお申し込み下さい。